三十三回忌 虚空蔵菩薩
<丑年(うしどし)、寅年(とらどし)の守り本尊>限りない福徳円満、大いなる知恵を授けてくださる菩薩です。
虚空蔵菩薩とは、虚空(天空・法界)のような蔵(くら)をもった仏さまということです。蔵とは知恵と功徳のことであり、それは広大で計り知れないほどのものであるといいます。
亡き人は、とうとう十三仏目の虚空蔵さまの導きをいただくまでに、三十三年かけて到達しました。しかし、悟りへの道は限りがなく無限に続きます。それは修行を続ける内に菩薩の段階に入り、そこで他者への救済の任務が生じるからです。
亡き人は、虚空蔵さまの導きによって菩薩の道に入り、無限の軌道に乗っていくことになります。